2015年9月2日水曜日

キングスマン について考える。コリン・ファース新境地開拓!素晴らしきかな

試写会にて鑑賞。
あてていただき、ありがとうございますm(__)m

2014年、イギリス映画。
監督:マシュー・ヴォーン
主演:コリン・ファース


最初、チラシをみたとき、え、コリン・ファースってアクションできるんだっけ?と首を傾げた。
「英国王のスピーチ」のとき、ちょっとお腹がふっくらしていたような。
全体にぽよっとしていた、ような。

だが、画面で観る彼は軽々とアクションをこなし、体型もすっかりしまって、クールでダンディなタフガイに変身していた。
役者魂に脱帽。いやあ、惚れますわあ♪
なんでもこの映画に出るため、数カ月トレーニングをしたらしい。
よく数カ月程度で、ここまで、宣伝コピーにある キレッキレ の動きができるものだ。
さて、内容について。
いやあ、なんといっても!
スパイ映画は、イギリスに限る。
と言い切れるくらい、おもしろかった!
公開されたら、もうあと2回くらいは観にいきたい。
様々、痛快。

新人でこの映画がデビューとなるタロン・エガートン(エグジー)がまたフレッシュ。
全編を通じて、彼の頑張りと映画に対する意気込みがびしびし伝わってくる。

セリフもいい。
エグジー「マイ・フェア・レディとか?」
ハリー(コリン・ファース) 「それは知ってるのか」
じっくりとこの会話をご堪能いただきたい。

真のダンディズムとは何か?
ということを、忙しいストーリー展開の中で観客に問いかけてくる。
そんなわけで、一生懸命考えながら観たりする。

できうるものなら、コリン・ファースがキングスマンになったきっかけを少しでいいから、語ってもらいたかった。


対する悪役はパルプ・フィクションのサミュエル・L・ジャクソン。
まったくの勧善懲悪とは言い切れない、やや複雑なキャラ設定。

そうして、音楽。
クライマックス近くで威風堂々が流れてきたときには、劇場内大爆笑。
ほか、マイ・シャローナが聞こえてきたかとおもえば、軽快なディスコミュージックがガンガンに流れてきたりと、目同様、耳も相当忙しい映画。

チラシやポスターで使われている背景のきれいな花火だが。
これは必見。

R15指定になっているし、そうでないと困っちゃうけど、そういうシーンもあくまでもブリティッシュスタイルの仕上げになっている。




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