2017年1月17日火曜日

■シング・ストリート 未来へのうた■二本立ての2

2016年アイルランド
監督:ジョン・カーニー


「シング・ストリート 未来へのうた」こっちもがんばった。
近頃、二本立て上映だと、滅多に二本は観ないようにしている。
ずっと座りっぱなしというのは、映画が面白いときはいいが、そうではないと、集中力がなくなり、悲惨なことになる。

平日月曜日というのに、混んでるキネカ大森。
もしかしたら、最近、前よりも入りがよくなったのでは。
数人で観た記憶がいつだったか、思い出せない。

ううん、アイルランドの少年たちが途方もなくかわいい♪
ヒロインのラフィーネは声がチャーミング。
あちらの女の子は大人っぽい。
とても10代には見えない。
ひきかえ、少年は高校生の設定なのに、幼い。

ストリート・オーケストラと同じく音楽にまつわる物語。
こちらは、1980年代のヒット曲がふんだんに流れる。
pop musicが流れたときはうっかりして、歌ってしまい、ワンコーラス多く口ずさんでいたので、場内にばれてしまった。
デュランデュラン、スパンダー・バレーなど、元祖ビジュアル系のほか、オリジナル曲もたくさん。
バラードは泣けた。
主人公の少年コナー(のちにコズモ)がどんどんクールな当時のファッションになり垢抜けていく。
それはもう、楽しい。
これ以上は書けないかなあ。
不況にあえぐアイルランドでにっちもさっちもいかない子どもたち。
ブラジルのスラム街で辛苦を舐める子どもたち。
物質的にはアイルランドのほうが、豊かではあるが、出口なしのトンネルにいるのはどちらも同じ。
コナーと仲良くなるギターの少年もさらさらっとした雰囲気でよかった。

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