2017年3月13日月曜日

■人形浄瑠璃■文楽【夜の部】近頃河原の達引■3月8日水曜日

平成29年地方公演
大田区民プラザ大ホール
調べてみたら、約2年ぶりな文楽。
よし、今夜は頑張るぞ!てなことで、気合をいれて、桔梗柄の紬に初めて袖を通す。
そろそろ髪も切りどきだなあなど思いつつ。
あれ、半襟がないよ〜、この草履しかないかあ、うわ、羽織がっ!
おたおたする。
出来上がりは、アンティークを交えつつの現代風。
あ、余計なこと書いた、すませんm(_ _)m

近頃河原の達引
一回くらい観てるかな?
ないかな?
遊女の恋の顛末は心中物が多い中、この演目は生きろというメッセージが込められている、いくぶん珍しい展開。
猿回し、与次郎の食事、ここらが非常にユーモラスで客席からも笑いが洩れている。
与次郎さんは何度も何度も梅干しを食べては、すっぱ〜〜〜い、という顔をする。
猿回し、人形遣いの黒子さんが両手で猿を操るのだが、これがまた!うまい。つい、黒子さん、お顔を見せてくださいなと、おねだりしたくなる。
それにしても文楽の人形遣いというのはすごいもので、観ているうちに人形のみが浮き上がってくる瞬間がある。
そう、遣い手が消えてしまうのだ。
いやいやあ、、、たまげたことである。

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